おはよう! カエルくんです。

今日もよい天気!シャロムヒュッテの二日目です。
朝6時30分からあるヨガにも、フニフニと寝ぼけながらも参加してきたよ。
無理のないやさしいヨガだったから、寝ぼけた体にも丁度良くて体がポカポカあたたまったよ〜。

そして7時。
今日も安曇野はさわやかに晴れわたってました!


外に出ると、昨日のメンバーも集まって、「エコツアー」のはじまりです☆

まずは、臼井さんの日本の森とアマゾンの森についてのお話からです。
森って、木があるから肥沃な地面があるんだね。
アマゾンの森は今、すごい勢いで伐採されて、
バイオエネルギーのための大豆畑になったりしてるんだって。
二酸化炭素を減らすためにバイオエネルギーにしようっていってるのに、
地球の酸素のほとんどをつくってくれるアマゾンの森を消してしまうなんて、
こんな矛盾した話ってないよね… 



シャロムでは、お宿の隣の森の中に、「森の子」という小さな保育園をやってるんだ。
小さな小屋の中には、小さなロッカーがあって子供たちの長くつとか荷物が入ってたよ。
ここで、子供たちは木に登ったり、火の使い方、刃物の使い方を覚えるんだって。
楽しそうだね〜☆


コンポストトイレ と コブハウス


「森の子」には、土で作った小さなアースオーブンがあったり、
コンポスト(堆肥)トイレがあったり、土とワラで作ったコブハウスがあったり、
小さなツリーハウスがあったり、みんな手作りであたたかい感じ♪
こういうぬくもりのある所でなら、子供たちもケガから守られそう。


メタンガス発酵装置と臼井さん


このドラム缶は、メタンガス発酵装置なんだって。
牛のウンチや、野菜クズ、もちろんぼくたちのウンチを水と一緒に入れておくと、
あの臭いメタンガスがたまって、このガスで火を付けたりできるんだって。
いつものガスが使えない時、もしもの事があった時に代替えできるこういうシステムの事を
“サブシステム”というんだって。災害とかがあったときにとても頼りになるシステムなんだよ。 へ〜っ 面白い!

一通り廻ると、いよいよ畑へ☆
清々しい安曇野の朝、緑の畑へ続く一本道をみんなでテクテク歩きます。


ここが畑。 草ボウボウです!


そう、ここは“自然農”で野菜を育てる畑なんです。
耳なれない“自然農”って何かというと、ぼくもまだ勉強中なんだけど、
耕す事をしない、肥料もやらない、草刈りも必要最低限…という、
だいぶ「ほったらかし」(笑)な野菜の育て方なようです。

どうして耕さないかというと、ちゃんと理由があるんだ。
草を抜かないことで、 植物の根っこが土を柔らかくしてくれる。
そして、草が野菜の栄養を取ってしまわない程度の草刈りをするのだけど、
刈った草は野菜の横へこんもりと積んでおくことで、
その下の地面に光が当たらないので他の草が生えるのを防いだり、
虫やミミズがいるお陰で有機物を分解して土の栄養になってくれる…という、
グルグルとみんなが役に立つような畑ができるのだそうだよ。

臼井さんが、腰の道具入れから出した“マイ鎌”で、
自然農の野菜の作り方を実際にやってみてくれました。

(1)まずは、ボウボウの草をカマで刈って、地面を見えるようにする。
   

(2)草の根っこがあるので、地面を少しカリカリとほじる。
   

(3)種をまく。
   

(4)種の上に土を軽くかけて、種が飛ばないように手で上から押さえる。
   

(5)最初に刈った草を、上からパラパラかける。
   

種まきはこれで終了!かんたん〜!
後は肥料をやることもなく、目が出てくるのを待てばOK☆
(もちろん、野菜ごとに季節があるので、その種類は覚えてからやってくださいね)

種まきをした場所から少し離れた所に、芽が出たレタスの子どもがいたので、
芽が出た後のやり方も教えてくれました。

(1)ニョキっと出たレタスの苗をほじって出す。
   

(2)そこらへんに、適当な間隔で植え直す。
   

終わり!かんたん〜!

地面にちゃんと栄養があれば、野菜はちゃんと一生懸命大きくなるんだねぇ〜。
すごいなぁ〜。。。
雑草は雑草じゃなくて、ちゃんと役に立ってて、
ミミズだってオケラだってちゃんと役割がある。
そういう命を「ガンバッタね!エライね!」って言ってあげると、
野菜もスクスク育つんだって臼井さんは言ってた。
みんな繋がってるんだね。

こういう野菜の育て方がとってもいいのに、
どうしてぼく達が食べる野菜がたくさんの農薬を使っているのかっていうと、
この“自然農”の畑では、農薬を使う畑の6割の収穫しかとれないからなんだって。
地面にある栄養以上のモノを、早く、沢山、収穫したいと思ったら、
農薬が必要で、畑を耕すトラクターが必要なんだ。
草の根が地面を耕したり、土の栄養ができるように有機物が分解されるのには、
とっても時間がかかるから、そんなの待っていられないからなんだね。

とそこで、臼井さんのオヤジギャグ炸裂☆
「エコで、ロハスで、スローな生活。エロスな生活だよ!」
真面目に考えていたところで、ズッコケ!!
「エロス」か〜… うぅ〜ん。。。
確かにそうなのかなって思うけど、ぼくにはちょっと大人な刺激です〜......。
臼井さんは思いのほか“面白おじさん”みたいです(笑)。



そしてぼく達は、草ボウボウの畑にいっぱい生えてる菜っ葉をみんなで摘んで、
昨日の夕ご飯の残飯を、肥料になるべく溜めてある大きなバケツに入れてから戻りました。


さて、もう少し続く、エコツアー。戻って今度はシャロムのお庭廻りの説明。
どれも自然の力を利用して、生活しようという工夫だよ。

温室とペアガラスを使った窓。
温室では、砂利がひいてあって、お昼の太陽の熱を地面にためておいて、夜に暖かくなるようにしてあるよ。
ペア(二重)ガラスは、実は産業廃棄物でタダでもらってきたんだって!
そのガラスに合わせて窓ワクを作ったんだって〜 かしこい!


外の水道の蛇口はカワイイ小鳥の取っ手☆
ここから流れる水は、小さな池に繋がっていて、ここでお米の苗を植えるんだって。
生活に使った水が食べ物を育てる水になるのを知って、水を大切に使って欲しいと言う願いがこめられてるんだよ。


ここはちょっと分かりにくいのだけど、「ロックスパイラルガーデン」と「キーホールガーデン」。
ロックスパイラルガーデンは石を渦巻き上に積んだ所に植物を植えることで、 地熱を利用して育てることができるんだ。そしてキーホールガーデンは、入り組んだ通路に分けることで、作業をしやすくしてるんだって。


この白い壁はワラを使ってるんだよ。だからこのお家は「ストロベリーハウス」って言うんだ。
カワイイ名前だなぁ。
そして、屋根の植えには草が生えてる!
「草屋根」といって、断熱効果があるそうだよ。お家の髪の毛みたい(笑)


色んな工夫があるんだねぇ。知らない事ばかりでビックリした☆

さて、お勉強し終わったところで、朝ご飯です。
朝ご飯はビュッフェになっていて、好きなものを好きなだけ食べられるよ♪
ぼく達が朝にとってきた菜っ葉も、パスタになって出てきたよ!嬉しいなぁ。


晴れた日は外で食べるも良し。こたつの部屋で友達とワイワイ食べるのも良し。
天然酵母のパンと、おかゆパンが、とってもおいしくてついつい食べ過ぎちゃう。
このコーヒーがまたおいしくって、「玄米コーヒー」なんだよ。
ちょっぴりほうじ茶みたいな味と香りがするの。

短い間の時間だったけど、たくさんのことを教えてもらったなぁ…
そして、臼井さんの小さな悲しみも垣間見ちゃったなぁ…
…と、目の前に広がる緑のじゅうたんの向こうの安曇野の山をぼんやり見ながらご飯を食べました。

エコツアーの時、残飯のバケツに入った、 昨日の夜に出されたキレイに型抜きされたお花の形の大根、その抜かれた方の大根が捨てられているのを見ながら、臼井さんがポロッとこぼした言葉が忘れられません。

「伝わらないなぁ… 悲しいなぁ…」


毎日毎日、泊まりにくる人達、一緒に働く若いスタッフに、
同じ事を語り、同じ事を語り、それをくり返すのは大変なことだなぁって
その時にぼくはやっと思ったんだ。

ぼくは、ここをレポートしてみんなに教えたいなって思って来たのだけど、
「あんまり沢山来なくて良いよ〜」って言われちゃった。
なので、みんな、行く時はコッソリ行ってね(笑)

そして、シャロムからもらったものを少しでもこれからの生活に活かしていければ、
臼井さんも喜んでくれるんじゃないかなぁって、ぼくは思うんだ。

今回は、沢山のことを教えてもらって、本当にありがとうございます!
臼井さん、スタッフのみなさん、お世話になりました☆


記念に一枚、パシャ!


今回お世話になったのはこちら 「舎爐夢(シャロム)ヒュッテ」



 
● 手描きイラストルポ ●
※画像をクリックするとPDFで大きな画像が開きます。A4でプリントアウトしてじっくり読んでね。

  



次回は、4月19・20日に代々木公園イベント広場で開催された『アースデー東京2008』に
遊びに行った時のレポートをお送りします。
どうぞお楽しみに♪