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昨日のプラハ城の疲れが取れず…（苦笑）。朝食の後、ちょっとダラダラしてから出発〜。
実は、出発前にチェコ関係HPで知りあった方と、もしかしたらプラハで一緒に“ピヴニツェ”（ピアホール）で美味しいチェコのビールが飲めるかもっ！？ということで、公衆電話からテレフォンカード（ホテルの売店にて購入）を使って電話してみる。ドキドキ…。何度か間違ってエラー音を出しつつも、何とか繋がってお話することができました！…残念ながら、予定が合わずに今回の旅ではお会いすることができませんでした〜。でも、チェコでの分からないことを（チップの事等）を伺うことが出来て少し安心。
気を取り直して、今日は、今回の旅の目標でもある、古本屋さんでチェコの絵本を探すことにしました。昨日と同じく、ヴァーツラフ広場を通り、今日は南方面へ。1件目の古本屋『KANT』は細い路地を入った奥にあるので、何だか心細くなっちゃったんだけど、“タバコをふかす紳士”のイラスト（※右写真）ですぐに分かりました。
入り口を入ると店員の人が「ドブリーデン（こんにちわ）」と挨拶をしてくれたのに、緊張して答えられず！無念…今度こそ…メラメラ…。店内は専門書の古本が沢山。何故か使用済みのハガキもありました。絵本はあまりなかったんだけど、味のあるイラストのある本と、マンガを購入。
2件目の古本屋さんに向かってると、あら…、また行きすぎて『ダンシング・ビル』（※左写真）まで来てしましました〜。古い建築から、新しい建築までがミックスできる街、プラハです！そして2件目の『EVA KOZAKOVA』（店名はチェコ語なので、本当は「'」みたい記号が文字の上についてるのです。）（※下写真）。こちらは、有名なヨゼフ・チャペックやクルテクの絵本、あやしいパタパタ絵本などがありました。カウンターの坊主頭のお兄さんの静かな笑顔が素敵★でした。「ドブリーデン」「ジュクユ（ありがとう）」今度は挨拶できました！チェコ語で言葉を発すると、笑顔が帰ってきます。そうか、そうだよね！
その後、今日は夜にマリオネットの劇を観るために、旧市街方面へ移動。旧市街広場から、少し歩いたカフェで、ランチを食べました。チェコは日本より物価が安いので、食事が金額で換算すると、大変なボリュームになったり…。今回、キッシュとサラダとコーヒーを頼んだら、うう〜ん、キッシュはプレートでサラダも付いていて、サラダが食べきれなかった…。でも、キッシュ美味しかった〜♪
ランチをしながら、エアメールを初めて書いてみました。ちゃんと届くかな？（みんな、ちゃんと届いてた〜？）
ランチの後、入場時間の7時まで、カレル通り等を再度散策☆
マトリョーシカと木製おもちゃを購入〜。今日は、沢山買い物してるので、カバンが重いじょー。
その他、市場でも人が賑わっていました。歩いてる人を見ると、食べ歩きをしている人が沢山いるんだけど、よく、リンゴや葡萄を食べ歩きしている人を見かけると思っていたら、こんな所でみんな買ってたんだ。野菜や果物は、みんな量り売りをしていて（※左写真）、買ったら道の脇にある、水道で洗って、そのままムシャムシャ食べるのです。
お菓子の量り売りもしていて、私は、チョコをホワイトチョコでコーティングしたお菓子を買ってみました。プラハっ子をまねしてポリポリ…。日本でやったらだらしないって言われるんだろうなぁ（笑）。
そのまま、再び旧市街広場に行って、『天文時計』（※右写真）を見に行きました。9：00〜21：00の毎正時になると、時計の仕掛けが動き出して、円盤の上の２つの窓が開いて、キリストの12使徒が姿を現すのです。沢山の人が、時計の下に集まってその様子を一目見ようとします。私も同じく期待してたのですが、あっという間のチラリズム？！に驚いてしまいましたっ。
さて、時間になったので今日のメインイベント『国立マリオネット劇場』にて“ドン・ジョバンニ”を観に行きました（※左写真）！
大きなベルの音で開演。最初、舞台前の台で、指揮者の人形が登場。この人（？）が劇の進行役をします。結構シュールなマリオネットなので、最初怖いような感じがしましたが、何とも人間味溢れるキャラクターで、適当に指揮をするわ、酔っぱらうわ、結構いい加減な…んだけど、これがまた憎めなくて何だかおかしい（笑）。いい感じに、場を暖めてくれて、本編に引き込みます。“ドン・ジョバンニ”の話は知らないし、言葉も分からないので、始めのうち気持ちが入って行かなかったんだけど、観ていると人形を操っている手の動きと（舞台の上部に人の腕だけが見えるのです）、人形の表現力に見とれてきてしまいました。こ、これは職人技…！
演出も、スモークあり、炎あり、雨あり、人間と人形の共演あり…と、趣向を凝らしてお客さんを楽しませる工夫が凝らしてあります。言葉が分からなくても十分に楽しかった！
終わったら、もう10時。旧市街広場に出ると、ティーン教会が美しくライトアップされていて、「そうだ！夜のプラハ城を見に行こう！」。うわさ通りの美しさにうっとり…（※右写真）
せっかくなので、もう1度、ヤン・ネポムツキー像に触れて、幸運の訪れを祈り、帰路に着きました。