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チェコ旅行記INDEX
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■Prologue

■1日目 in Praha

■2日目 in Praha

■3日目 in Praha

■4日目 in Praha

■Epilogue

□チェコのお土産

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Prologue

 「何故にチェコ?」
初めての海外一人旅でチェコ行くと言うと、周りによく言われました。
20代のうちに、一人旅がしたいと思っていたのですが、「行くならチェコ!」とずっと決めていました。ここ数年、日本の単館でもチェコのアニメーションが入ってきたり、ふつふつとチェコブームが来てるっぽいこの頃ですが、まだまだメジャーな旅行先ではありません。
でも、私の中では、意識的にチェコに触れているアニメーションや絵本の他にもいつの間にかチェコという国に魅かれていて、自分でもちょっとビックリなのです!
 こつこつ集めているウッドクラフトのおもちゃとか、好きな漫画とか(週間少年サンデー連載中の『からくりサーカス』や浦沢直樹『MONSTER』にもプラハの街が舞台に出てくる。)、カレル・チャペックの『ダーシェンカ』。会社の近く(飯田橋)にあって、たまに覗きに行くパペットハウスのマリオネット。かわいくて、哀愁を感じる、いつの間にか身の回りにあるものが、チェコという国からやってきていた。
そう思ったら、どうしても行ってみたくなってしまったのです。

 言葉は、「チェコ語」だし、英会話力はナッシングだし、海外へは友達と韓国に行った1回きりだし、不安いっぱいだけど、「行きたい」という勢いだけで計画した旅なのでした!

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 2003年9月9日(火)、早朝5時。
今日から15日(月)の一週間の予定でチェコ旅行に行きます!
プラハを観光できるのは、内4日間。後は、長〜い空の旅です。成田空港発、AM10:10の飛行機に乗るために、所沢駅から成田空港直行のバスに乗り込みます。
←バスの中からの朝日の出。

 成田空港到着☆着いてから、ちょっと時間があったのでスタバでコーヒーとスコーンで朝食を済ませてから、お土産屋さんをぶらぶら、成田空港って大きいなぁ〜。飛行場がみえる屋上から飛行機見学。う〜ん、かっちょええ。


 
搭乗手続を済ませて、乗り継ぎ先のウィーンまで、11時間近い空の旅が始まります。こんな長い時間どうすんのっ!?…と、思っていたのですが、隣に乗りあわせていた人が良かったのでラッキー!
日本の方だったのですが、アート関係のお仕事をされているらしくて、これからオーストリアのリンツに行き、そのあとドイツに行き…ということでした。オーストリア方面だから、音楽やアート関係の人が多いのかな?今開催中の展覧会のお話や、会社の人間関係などの話で盛り上がり、あっという間の数時間でした。不安な旅行の相談ものってもらい、感謝です。

 ウィーンで、その方とお別れし、今度は小さなプロペラ着きの飛行機「チロリアン航空」に乗り換えていよいよチェコです。空から見える地上の風景も、紅い屋根、ウィーン上空ではドナウ川の雄大な流れが感動的でした!

 長いフライトを終え、やっとこさっとこチェコのルズィニェ空港へ!体は疲れてるんだけど、妙に気持ちが高ぶります!ドキドキ…。これからは、日本語は通じないんだぞ…。
荷物を無事、受け取り、出口でJTBの現地日本語ガイドの「つかはら」さんと、合流。今回のこの日のツアー参加者は私だけなので、ガイドさんは来ないかと思ったんだけど、来てくれて良かった〜☆この「つかはら」さん、なかなかクセのある人で、見た目はムツゴロウさん(笑)。自分のことを“つかはら鉄人308号”とおっしゃる。。。プラハでは顔が効くらしく、「困ったことがあったり、タクシーを呼びたかったら、こことここのお店で私の名前を出せばいいよ」と頼もしい。その他、電車の乗り方やお金の事、スリには気をつける事を教えてもらい、ホテルのチェックイン…など、テキパキと対処してもらい、これらの数日、何とかやっていけそうな気がしてくる。
でも、あまりに強烈なキャラクターだったので、さっそくその夜夢に出てきちゃった…(笑)。

 チェコに到着したのは、もう夕方。今日はゆっくり休んで明日に備えよう。

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